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2025.07.10

防犯対策は“ドアセンサー”から|マグネットで侵入を即検知

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防犯対策は、“万が一”を未然に防ぐための基本です。
実際、侵入犯罪のうち6割以上がドアからの侵入だと言われています。

(警察庁統計より)

玄関、勝手口、裏口、倉庫や通用口――。
人目が届きにくい場所ほど、空き巣や不審者に“狙われやすい入り口”となります。

今回は、そんな侵入の第一歩にしっかり目を光らせる「防犯用ドアセンサー」について解説します。
住宅、店舗、事務所、施設など、あらゆる場所に対応できるセキュリティの基本装置です。

ドアが開いた瞬間に反応する「防犯ドアセンサー(=マグネットセンサー)」とは?

防犯ドアセンサー(=マグネットセンサー)は、ドアの開閉を感知して即座に警告・通知を発する装置です。

仕組みは非常にシンプルながら効果的で、**「マグネット(磁石)」と「センサー本体」**の2つの部品で構成されています。
それぞれをドアとドア枠に設置し、閉まっている状態では磁力で“くっついている”ことを基準とします。

しかし、ドアが開けられるとマグネットがセンサー本体から離れ、その変化を感知
「開いた=侵入の兆候」として、以下のような動作が自動で作動します。

  • 警報音を鳴らす
  • 点滅灯で威嚇する
  • スマホや管理者へ通知を送る

このように、マグネットによる開閉検知がトリガーとなり、現場に誰もいなくても即時対応につなげることが可能です。

🚪【扉の種類 × 推奨マグネットセンサー一覧】

扉の種類特徴/構造おすすめセンサー理由/補足
片開きドア一方向に開くドア(玄関・通用口など)MG-103S標準タイプで設置調整しやすく、段差対応も可能。開いた瞬間に確実に検知。
両開きドア左右両方が開くタイプのドアMG-103S両方の扉に対して一方の固定ともう一方への設置で安定運用が可能。
引き戸(引き違い)スライドして開閉する窓やドアMG-103S または MG-103Tドア枠が狭い場合は薄型のMG-103T、段差調整が必要ならMG-103S。
アルミ・金属枠扉扉枠が薄くてスペースが限られるMG-103T薄型設計で2mmのマグネットが隙間にぴったり収まり、美観も損なわない。
防火扉・重厚扉扉自体が厚く、隙間も広めMG-103S動作距離に余裕あり、スペーサーで調整可能。高感度モデルが安心。
屋外設置ドア雨風の影響がある場所MG-103WSa
MG-103WSb
防水・防塵仕様のモデルで、屋外でも安定作動。標準モデルに耐候性を加えたタイプ。

✅ 補足:設置時のポイント

  • 磁石とセンサー本体の距離は15mm以内(MG-103Tは最大20mmまで可)を保つことが重要です。
  • 開閉時に一方が確実に動く側(可動側)へセンサー、固定側にマグネットを配置するのが基本です。

💡迷ったら?

  • 基本的には 「MG-103S」 が最も汎用性が高く、多くのドアに対応できます。
  • スペースや見た目を重視する場合のみ 「MG-103T」 を選択。
  • 屋外や湿気のある場所には 「MG-103WSa」「MG-103WSb」(防水仕様)を使用してください。

こんな場所におすすめ!ドアセンサー(=マグネットセンサー)の設置例

この防犯ドアセンサーは、あらゆる出入口に対応できます:

一般住宅

  • 玄関、勝手口、ベランダなどの出入口
  • 留守中や就寝中の侵入防止に

店舗・飲食店

  • 裏口・搬入口からの侵入対策
  • 営業時間外の出入り監視に

事務所・工場・倉庫

  • 夜間や休日の不正侵入対策
  • 資材・機材が置かれた場所の防犯強化に

学校・保育園・介護施設

  • 外出や徘徊の防止
  • 児童・高齢者の誤った出入口操作にも対応

「誰にも気づかれずに開けられる可能性がある場所」にこそ、ドアセンサー(=マグネットセンサー)の設置は効果的です。

防犯が必要な理由は 静かに開けられるから

侵入者の多くは「壊す」のではなく「静かに開ける」ことを選びます。
カギの閉め忘れ、簡易的な施錠、壊されにくい扉――そうした一見“安全そうな”場所が狙われるのです。

ドアセンサー(=マグネットセンサー)は、見た目ではわからない不正な開閉を即時に感知します。
異常が起きたその瞬間に対応できる点で、パトロールや録画よりも“先手”を打てる防犯機器です。

他の防犯機器との連携で「狙わせない環境」に

このセンサーは単体でも効果を発揮しますが、他の機器との連携で防犯力が飛躍的に高まります。

たとえば:

  • セキュリティキーパー(威嚇装置)と連携し、音と光で侵入者を即座に威嚇
  • ネットワークカメラと組み合わせて、開閉直後の映像を録画
  • 非常通報装置と連動し、警備会社や管理者に通知

このように、「開けられる→検知→威嚇・通報」の一連の流れをシステム化できることが、ドアセンサー(=マグネットセンサー)の最大の魅力です。

高性能なドアセンサー(=マグネットセンサー)を選ぶポイント

防犯用として選ぶなら、以下の要素をチェックしましょう:

  • 誤作動が少ない高精度センサー
  • 耐久性に優れ、防水・防塵にも対応
  • 他機器との連携がしやすい設計
  • 信頼できるメーカーの製品かどうか

セキュリティハウスが推奨する竹中エンジニアリング製のマグネットセンサーは、これらすべての条件を満たし、実績も豊富です。

導入事例:未然に防いだリアルな効果

▪ 飲食店の裏口(大阪府)

閉店後、裏口をこじ開けようとした不審者が、警報音と点滅ライトに驚きその場から逃走。
ドアセンサー(=マグネットセンサー)を設置していたおかげで、被害ゼロ。

▪ 個人住宅(静岡県)

玄関ドアにセンサーを設置し、スマホ通知と録画システムを連携。
旅行中の不在時に異常検知があり、警察対応で安心感を得られた。

まとめ:そのドア、“開けられてから”では遅い

侵入後の対応には限界があります。
大切なのは、「開けられた瞬間に気づき、反応できること」。

防犯ドアセンサー(=マグネットセンサー)は、

  • 小型で目立たず
  • 正確に反応し
  • 確実に抑止する

という三拍子揃った、防犯の“最前線”を担う装置です。

あなたのドア、誰かに開けられていませんか?
今こそ、入口に“気づく目”をつけて、狙わせない環境をつくりましょう。

もし「自社にとって本当に効果的なセンサー配置はどうすればいいのか?」と感じた場合は、専門家による無料の防犯診断をご活用ください。現地調査と建物環境に合わせた最適提案で、安心できる防犯体制づくりをお手伝いします。

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