2025.09.05
泥棒が諦める時間は?防犯のカギは「10分の壁」にあった

「泥棒は何分で諦めるのか?」
この記事では“10分の壁”をテーマに、防犯の重要ポイントをご紹介します。
御社の建物もプロの目でチェックしませんか?
泥棒(侵入犯)は、どれくらいの時間で犯行をあきらめるのでしょうか。
答えは、**「10分」**です。
警察庁のデータによれば、侵入に 5分以上かかると約7割が諦め、10分を超えると約9割が犯行を断念 すると言われています。
つまり、建物を守る最大のポイントは 「侵入に10分かかる環境を作ること」 です。
防犯の4原則とは?
防犯には「防犯の4原則」と呼ばれる基本があります。
それは ①目 ②時間 ③光 ④音。
この4つをバランスよく組み合わせることで、侵入犯に「入りにくい建物だ」と思わせ、犯行をあきらめさせることができます。
中でも「時間」は、侵入を防ぐうえで特に効果的な要素であり、他の原則とも深く関わっています。

防犯の4原則について詳しく知りたい方は防犯4原則で敷地から守る!セキュリティガイドをお読みください。
泥棒は「短時間で侵入できる建物」を狙う
泥棒はできるだけ短時間で侵入し、短時間で逃げたいと考えています。
玄関や窓のカギが簡単に開けられる場合、ほんの数十秒で侵入されてしまいます。
逆に言えば、侵入に時間がかかる建物は最初から狙われにくいのです。
ここに「防犯の4原則」の一つである「時間」の重要性があります。
そもそも“狙わせない”のが前提
防犯の出発点は、泥棒に「ここは面倒そうだ」「リスクが高い」と思わせることです。
これを “狙わせない” と言います。
侵入犯はまず外から建物を観察し、侵入のしやすさを判断します。
防犯カメラやセンサーライト、防犯ステッカーが目に入るだけで「ここはやめておこう」と思わせることができるのです。
逆に、防犯対策がまったく見えない建物は「簡単に入れる」と狙われやすくなります。
したがって、時間を稼ぐ前に、そもそも狙わせない工夫をすることが大切です。
「狙わせない防犯」はセキュリティハウスのコンセプトです。詳しくは 防犯とは?セキュリティハウスの「狙わせない防犯」の考え方 をご覧ください
泥棒を諦めさせる具体的な方法
玄関までに防犯機器を見せつける
センサーライトや防犯カメラを玄関や窓の周りに設置しましょう。
外から見えるだけで「ここは防犯対策がされている」と伝わり、犯行を思いとどまらせます。
補助錠や面格子で「二重ロック化」
ワンドア・ワンロックは危険です。
補助錠をつけて二重ロックにすることで、侵入までにかかる時間を大幅に延ばせます。
電気錠の導入でさらに強化
オフィスや店舗であれば、電気錠を導入するのが効果的です。
特殊工具での解錠を防ぎ、法人レベルの防犯力を確保できます。
さらに、入退管理システムと組み合わせることで「誰が」「いつ」出入りしたのかを記録することも可能です。
これにより不正侵入の防止だけでなく、内部統制や従業員管理の面でも安心感が高まります。
セキュリティキーパーで「10分の壁」をさらに強固に
竹中エンジニアリング製の セキュリティキーパー は、侵入犯を圧倒的に威嚇する装置です。
- 設置するだけで「ここは防犯されている」と存在感で抑止
- 作動すると 大音量と強烈なフラッシュで撃退
これにより、泥棒は「時間がかかる」と感じ、犯行を断念しやすくなります。
まとめ|「10分の壁」で泥棒を撃退する
- 泥棒は 5分で7割、10分で9割が諦める
- 玄関までに防犯機器を見せ、二重ロックや電気錠で時間を稼ぐ
- セキュリティキーパーで心理的にも大きな圧力をかける
- そもそも狙わせないことが最大の防犯
防犯は「いかに時間をかけさせるか」がカギです。
あなたの会社や店舗も、泥棒を10分で諦めさせる環境づくりを始めてみませんか。
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建物の弱点をチェックし、最適な「10分の壁」をつくる方法をご提案いたします。

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