2025.08.20
屋外防犯カメラおすすめモデルと選び方【2025年版】

屋外用防犯カメラが必要な理由
空き巣や侵入犯の70%以上が「見られること」を嫌がる
防犯カメラを屋外に設置するなら、ただ取り付けるだけでは十分ではありません。重要なのは「どの機種を選ぶか」と「どのように設置するか」です。暗所に強いタイプ、広い敷地を1台でカバーできるタイプ、景観に配慮したタイプなど、用途に応じたおすすめ機種があります。本記事では、それぞれの特徴と正しい設置ポイントをわかりやすく解説します。
屋外防犯カメラを選ぶときのチェックポイント
防水・防塵性能(IP規格)
屋外に設置する以上、雨や砂埃に耐えられるかどうかは必須条件です。IP66以上であれば安心です。
夜間の赤外線撮影やカラー暗視機能
犯罪は夜間に起きやすいため、暗所撮影に強いカメラを選ぶことで大きな差が出ます。
録画方法(HDD・SDカード)
万一のトラブル時に確実に証拠を残せるかどうか、録画方式も確認しておきましょう。
リモート監視とスマホ連動
外出先からスマホで映像を確認できる機能は、経営者の安心感を大きく高めます。
威嚇効果のある「見せるカメラ」との組み合わせ
センサーライトや警報機と組み合わせることで、さらに強力な「狙わせない防犯」を実現できます。
おすすめの屋外防犯カメラ
【暗所向け】
超高感度4メガAHDカラーカメラ VHC-HC40WAH〈Ultra High Sensitivity Camera〉
夜間の防犯で一番の課題は「暗くて何も映らない」ことです。
VHC-HC40WAH はその弱点を克服したカメラで、暗闇に近い環境でも鮮明なカラー映像を記録できます。
- 超高感度センサーで夜間でもカラー撮影
- 顔や服装、車両ナンバーまでしっかり識別可能
- 街灯の少ない駐車場や工場裏口でも安心
【ハウジングタイプの特長】
- 大型レンズを搭載でき、遠距離でも高精細映像を確保
- 放熱性や耐候性に優れ、長時間安定した稼働が可能
- 工場や倉庫のように屋外にしっかり設置したい現場に最適
超高感度4メガAHDカラーカプセルカメラ VOC-HC40WAH〈Ultra High Sensitivity Camera〉
広角かつ明るい映像を得意とする屋外専用モデル。
- 広い範囲を一度にカバー可能
- 昼夜問わず高画質で撮影
- 倉庫・資材置き場・駐車場など幅広い現場に最適
【カプセルタイプの特長】
- コンパクト設計で目立ちにくく、デザイン性が高い
- 広角で均一な映像を得やすく、駐車場や出入口の監視に適する
- 工事がしやすく、設置コストを抑えやすい
【広大な敷地向け】
36倍IR-PTZ AHDカメラ PTZ-IR2036AH
広大な敷地や資材置き場を監視したい企業には、PTZ-IR2036AH が最適です。
36倍光学ズームを搭載しており、300m先までも鮮明に監視できます。
- PTZ機能で上下左右に自在に操作可能
- 強力な赤外線で夜間も遠方をしっかり撮影
- 広い敷地を1台でカバーでき、設置コスト削減に効果的
まるで「遠くまで見える望遠鏡付き防犯カメラ」のような存在で、倉庫や物流拠点におすすめです。
【景観配慮向け】
ワンケーブル5メガAHDハウジング型デイナイトカメラ VHC-IR970AH-BL
黒いカラーリングが特徴的で、屋外監視カメラとしては珍しい存在です。暗視性能を強化したモデルで、夜間や光量の少ない環境でも鮮明な映像を記録可能。
- 強力な赤外線照射で完全な暗闇でも撮影可能
- 工場敷地や駐車場の夜間監視に最適
- 耐久性の高い筐体で屋外設置にも安心
【ハウジングタイプの特長】
- 大型レンズを搭載でき、遠距離でも高精細映像を確保
- 放熱性や耐候性に優れ、長時間安定した稼働が可能
- 大規模な敷地や重要拠点にしっかりと設置したい現場に最適
ワンケーブル5メガAHDデイナイトカプセルカメラ VCC-IR970AH-BL
同じく黒いボディを採用したモデルで、屋外カメラとしては非常に目立ちにくいデザインが魅力です。高精細映像で細部までクリアに監視でき、夜間でも安心。
- 高解像度撮影で人物や車両を鮮明に記録
- 赤外線機能を搭載し夜間監視にも対応
- コストパフォーマンスに優れ、中小企業に人気
【カプセルタイプの特長】
- コンパクトでデザイン性が高く、目立たず設置可能
- 広角で均一な映像を得やすく、出入口や駐車場の監視に適する
- 工事がしやすく、設置コストを抑えやすい

ワンケーブル5メガAHDハウジング型デイナイトカメラ
VHC-IR970AH-BL

ワンケーブル5メガAHDデイナイトカプセルカメラ
VCC-IR970AH-BL
おすすめ機種比較表
用途 | 機種名 | 特長 | 暗所性能 | デザイン | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
暗所向け | VHC-HC40WAH | ハウジング型、遠距離でも高精細映像、耐候性◎ | ★★★★★+★ | シルバー系 | 工場・倉庫などに最適 |
暗所向け | VOC-HC40WAH | カプセル型、広角撮影、設置しやすい | ★★★★★+★ | シルバー系 | 駐車場・出入口に適する |
広大敷地向け | PTZ-IR2036AH | 36倍光学ズーム、300m先も監視可能 | ★★★★☆ | ホワイト系 | 倉庫・物流拠点におすすめ |
景観配慮向け | VHC-IR970AH-BL | ハウジング型、赤外線暗視、高解像度 | ★★★★☆ | ブラック | 大規模敷地、景観を損なわない |
景観配慮向け | VCC-IR970AH-BL | カプセル型、赤外線暗視、高精細映像 | ★★★★☆ | ブラック | 出入口や駐車場向け |
防犯カメラを効果的に設置するポイント
死角をなくすカメラ配置
犯人が潜みやすい死角を残さないよう、配置設計が重要です。
目立つ場所に設置して心理的抑止
あえて見える場所に設置することで、「ここは危険だ」と思わせることができます。
センサーライトや警報機との連動で効果倍増
竹中エンジニアリング製センサーや「セキュリティキーパー」と連動させれば、侵入を試みた瞬間に強烈に威嚇できます。
特に最近の犯罪者はフードやマスクで顔を隠す傾向があり、カメラだけでは証拠能力が半減してしまうケースもあります。そこで、顔を隠して近づく段階で音と光で威嚇できるシステムを組み合わせることが非常に有効です。
よくある質問(FAQ)
Q1:屋外防犯カメラは何年くらい使えますか?
A:設置環境にもよりますが、通常5〜7年程度は安定して稼働します。
Q2:夜間でも人物の顔や車両ナンバーは映りますか?
A:超高感度モデル(VHC-HC40WAH・VOC-HC40WAH)であれば、真っ暗に近い環境でもカラー映像で識別可能です。赤外線対応モデル(VHC-IR970AH-BL・VCC-IR970AH-BL)も暗闇に強く、確実に記録できます。
Q3:センサーや警報機と連動させるメリットは?
A:カメラ単体では顔を隠されると証拠力が下がりますが、竹中エンジニアリング製センサーや「セキュリティキーパー」と連動させることで、侵入段階で音と光による強烈な威嚇が可能になり、犯罪を未然に防げます。
Q4:コストを抑えつつ効果的に導入する方法はありますか?
A:用途に合わせたモデル選びが重要です。暗所重視・広大敷地重視・景観配慮重視など、自社の環境に最適なカメラを選ぶことで、無駄のない導入が可能になります。
まとめ|屋外カメラは「おすすめ機種」+「正しい設置」が重要
- 防犯カメラは設置するだけでなく、「どの機種を選ぶか」「どう配置するか」で効果が大きく変わります。
【用途別おすすめ】
- 暗所向け:VHC-HC40WAH・VOC-HC40WAH(特に暗闇に強く、夜間でも鮮明な映像を確保可能)
- 広大な敷地向け:PTZ-IR2036AH(36倍光学ズームで広範囲を1台で監視可能)
- 景観配慮向け:VHC-IR970AH-BL・VCC-IR970AH-BL(赤外線・高解像度対応、ブラックカラーで景観を損ないにくい)
- ただし、カメラだけでは顔を隠された際に証拠能力が低下するため、竹中エンジニアリング製センサーや「セキュリティキーパー」をあわせて設置することで、狙わせない防犯をより確実に実現できます。
まずは無料相談から
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