2025.07.24
防犯カメラは屋外こそ重要!「狙わせない防犯」最前線ガイド

防犯対策は万全ですか? 「人手が足りない」「コストを抑えたい」そんな理由で、屋外の防犯が後回しになっていませんか?
実は、侵入者にとって最も狙いやすいのが“屋外”の無防備な空間です。裏口、駐車場、フェンスの隙間――こうした場所が放置されていると、犯罪者に「ここならイケる」と思わせてしまいます。
では、どうすれば犯罪者に“近づかせない”環境をつくれるのでしょうか? その鍵となるのが、「記録のための防犯」から「防ぐための防犯」への転換です。
この記事では、中小企業がすぐに取り組める屋外防犯カメラの基本から、威嚇力を高める最新機器との連携方法まで、実践的な防犯対策をわかりやすく解説します。
1. 屋外防犯カメラの基本機能とは?
屋外で使う防犯カメラには以下のような基本性能が求められます
- 防水・防塵(IP66以上が望ましい)
- 夜間でも映せる赤外線LED搭載
- 耐寒・耐熱設計(-10℃〜50℃程度)
- 高解像度(フルHD以上)
これらを備えることで、長期的に安心して使えます。
ちなみに、屋外カメラ選びでは「安いから」「小さいから」という理由だけで選ぶと、後悔するケースも少なくありません。実際によくある失敗とその対策については、こちらの記事をご参照ください。
→ 防犯カメラ選びで後悔しない 屋外設置でよくある失敗とその対策
2. 「狙わせない防犯」の考え方を実践する設置ポイント
セキュリティハウスが提唱する「狙わせない防犯」とは、犯罪者の“下見段階”で「ここはやめておこう」と思わせる仕組みです。カメラは以下のように設置するのが効果的です。
- 駐車場や出入口、死角になりやすい裏手などに目立つように設置
- セキュリティステッカーや防犯表示を併用
- 建物の高さや照明の位置を考慮し、侵入経路を監視できる配置に
オススメの防犯カメラ
3. セキュリティキーパーと竹中製センサーでさらに抑止力アップ
セキュリティキーパーは、音と光で侵入者を威嚇する専用機器です。竹中エンジニアリング製の各種センサー(パッシブセンサー、赤外線センサーなど)と連動させることで、侵入者を検知した瞬間に赤色回転灯と音声アラームが自動で作動し、強力な抑止効果を発揮します。
- センサーが侵入者を検知 → セキュリティキーパーが即座に警告音と光を発する
- 侵入者に強いプレッシャーを与え、現場からの退去を促す
- 夜間や人がいない時間帯にこそ最大の効果を発揮
- カメラでは見えない死角をセンサーでカバー
- 一定範囲に人が入ったときにアラームと連動し、録画開始も可能
防犯カメラが記録を担当する一方で、セキュリティキーパーと竹中製センサーは「検知」と「威嚇」を担います。これにより、カメラを「見る防犯」から「防ぐ防犯」へと進化させる、“狙わせない防犯”の仕組みが完成します。
▶ セキュリティキーパーの動作イメージ動画はこちら
4. 設置後の安全管理とトラブル防止チェックリスト
設置後も定期的な点検と管理が重要です。
- カメラの向き・映像のチェック(月1回)
- 汚れやくもりの拭き取り
- 配線のゆるみや断線確認
- 録画データの保存容量確認
また、不具合が起きた際は、信頼できる防犯業者に早めに相談しましょう。
5. まとめ:中小企業にふさわしい屋外防犯対策の第一歩
「防犯カメラは屋外こそ重要」。これは単なる設備導入ではなく、会社と従業員の安心・安全を守る第一歩です。今こそ、「狙わせない防犯」という考え方に基づき、セキュリティキーパーや竹中製センサーを活用して、実効性ある対策を始めてみませんか?
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