2025.10.16
日本製屋外防犯カメラのおすすめは?【失敗しない選び方】

「安かったから設置したけど、すぐ壊れてしまった」
「暗くなると映像が真っ暗で証拠にならない」
こうした話を聞くことがあります。
確かに屋外は、風雨・高温・結露・夜間など過酷な条件にさらされます。だからこそ、**“設置して安心”ではなく、“設置して信頼できる映像を残せるか”**が重要です。
そこで注目したいのが、日本製屋外カメラです。特に TAKEX(竹中エンジニアリング) は国内メーカーとして長年信頼されており、耐久・画質・運用性に優れる機器を提供しています。
本記事では、防犯設備士の視点から、失敗しない選び方と実際におすすめのモデル(VHC‑HC40WAH、VHC‑IR970AH)をわかりやすく解説します。
防犯は「狙わせない」が基本。あなたの現場を守る力強い味方を、まずは無料防犯診断でチェックしましょう。
1.日本製屋外カメラを選ぶ理由
1 信頼性・耐久性とメンテナンス性
屋外カメラは雨風、直射日光、ホコリ、寒さ・暑さの極端な環境にさらされます。
こうした環境下で耐えられる機器選びが肝心です。
日本製の強みには、以下があります:
- 製造品質管理が厳格
- 部品交換・サポート網が国内で整備されている
- 長年使われる現場での実績からノウハウが蓄積されている
これにより、故障頻度を抑え、維持コストも下げやすくなります。
2 運用コストを抑える要素
最初の導入費用だけでなく、維持費(故障・交換・修理)を見越した選定をすべきです。
信頼性が低い機器は、予備機の備え、交換作業、システム停止などのロスが生じやすく、最終的な費用が膨らむことがあります。
2.TAKEX(竹中エンジニアリング)とは?
1 企業としての歴史と信頼性
TAKEX(竹中エンジニアリング)は、センサー・検知器・映像機器で知られる国内メーカー。
長年、国内市場で実績があり、警備会社や防犯設備業者にも広く採用されています。
2 防犯分野での技術・強み
TAKEXは、光電センサー、赤外線検出、映像系技術にも強みがあり、それらを統合したシステム提案も得意です。
そのため、映像だけでなく「警戒」「検知」「通報」といった多層防犯設計を一括で考えやすいのが特色です。
3. おすすめモデル解説:VHC‑HC40WAH、VHC‑IR970AH
以下は、TAKEXが提供する代表的な屋外 AHDカメラ2モデルの概要と、どのような現場に向くかの比較です。
1 VHC‑HC40WAH の特長と向く現場
- 4メガピクセル(高感度 STARVIS2 CMOS)センサー搭載
- ホワイト LED 照明内蔵(最大照射距離 45m)
- モーターライズドレンズ(1.7倍、5.3mm~9.3mm)
- ヒーター機能内蔵で曇りや結露の発生を抑制
- 同軸ケーブル伝送対応(最大300m)
- 信号出力切替可(4メガ AHD/2 メガ AHD/アナログ)
向く現場例:敷地内全体をカラーで記録したい工場、駐車場、入口回りなど。
2 VHC‑IR970AH の特長と向く現場
- 5メガピクセル高感度 STARVIS2 CMOS センサー
- ワンケーブル伝送(電源・映像・制御信号を同軸で一本化)
- 4.4倍モーターライズドレンズ(2.7mm ~ 12mm)
- 赤外線 LED(最大 45m)対応
- WDR/ノイズリダクション/デイナイト機能搭載
- 映像出力切替可能(AHD/アナログ)
向く現場例:細部記録を重視する入口門扉、敷地境界、車両侵入点など。
👉ブラックカメラについて詳しく知りたい方は 黒い屋外防犯カメラが向いている現場とは?設置場所と選び方 を御確認ください。
3 両機種を比較した選び方のポイント
比較項目 | VHC‑HC40WAH | VHC‑IR970AH |
---|---|---|
解像度 | 4 メガピクセル | 5 メガピクセル |
夜間カラー対応 | ホワイト LED | 赤外線 LED + デイナイト |
レンズ可変 | 1.7倍(5.3–9.3 mm) | 4.4倍(2.7–12 mm) |
向く用途 | カラー重視エリア | 高解像+暗視重視エリア |
なお、これらのカメラ(VHC‑HC40WAH/IR970AH)は、同じく日本製のAHDレコーダー「AHD404R‑B(4ch)」「AHD408R‑B(8ch)」と組み合わせて運用することが可能です。
カメラもレコーダーも日本製で統一することで、万が一のトラブル時のサポート対応やメンテナンス性も高まり、法人用途での安心感がさらに強まります。
同一メーカーの製品で構成することで、互換性の心配もなく、録画・再生・遠隔操作までスムーズに行えるのが魅力です。
4. まとめと次のステップ
今回は、「屋外防犯カメラ 日本製 おすすめ」というテーマで、TAKEX(竹中エンジニアリング)の VHC‑HC40WAH と VHC‑IR970AH を中心に、失敗しない選び方のポイントを解説しました。
これらはどちらも高性能で、用途によって使い分けるのが理想です。
しかし「どちらがあなたの現場に最適か」は、敷地条件・照明状況・用途(カラー重視/暗視強化)などで変わります。
無料防犯診断を活用すれば、プロの目で現場を見て、最も適した機器選定と配置をご提案できます。
「どちらのカメラか迷っている」「既存設備とどうつなぐか不安」など、まずはお気軽にご相談ください。
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基礎(幹)は [防犯とは?セキュリティハウスの「狙わせない防犯」の仕組み]、
展開(枝)は「屋外防犯カメラは“証拠を残す目”─防犯の起点となるカメラ活用」をご覧ください。
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