防犯対策
- その他
- 設置場所別防犯対策
建設現場の防犯対策
資材の盗難
建設現場は、夜間は無人になります。ステンレスの建材や電線など、建設に使われる資材の多くはその場(仮置場)で保管されていますが、
オリンピック前より金属価格が高騰しているため、盗難に遭うケースが非常に増えています。
資材を盗まれてしまうと、工事そのものに重大な影響が出てしまいます。
また、現場事務所の窓を割って侵入し、パソコンや工具、重機の鍵、コピー機、エアコン等を盗まれる被害が増えています。
パソコンの中には顧客データや建築図面などが入っているため、情報が漏洩して悪用された場合、企業責任が問われることになります。
光(ライト)と目(カメラ)で侵入者を威嚇・撃退する
現場事務所の出入口や窓にセンサーライト付きカメラを、事務所内部にはセンサー付き暗視カプセルカメラとデジタルレコーダーの設置が
有効です。
夜間、侵入しようと近づく不審者をセンサーがキャッチし、強力なLEDライトでその姿をはっきりと照らし出し、録画します。
泥棒は姿を見られることを嫌がるため、犯行を諦めて去ります。
また、室内の暗視カプセルカメラはパッシブセンサーが侵入者を検知すると、センサー検知前から録画を開始するので不審者が侵入した
確かな証拠を残します。
防犯機器紹介
足場からの侵入を阻止する
マンションやビルで大がかりなリフォームを行うときには、足場が組まれます。この足場を伝って居室に侵入され、
窃盗被害に合う事件が多発しています。
そこでおすすめなのが、配線工事が不要のワイヤレス型のパッシブセンサーとサイレン・フラッシュ付き受信機です。
誰もいないはずの夜間にパッシブセンサーが人の動きを検知すると、ワイヤレスで異常信号を送信します。
受信機がその信号を受け取り、眩いフラッシュライトと大音量のサイレンで不審者を威嚇・撃退します。
防犯機器紹介
ここに注目 !!
建設現場でなかなか防犯対策が進まない理由として、期間の短さが挙げられます。工期が数ヶ月程度の短期間の場合、防犯のためのコストが無駄になってしまう可能性があるのです。
建設現場等の足場や、建築事務所、資材置き場(仮置場)において、現場に電源さえあれば工事期間中だけセキュリティシステムが使用できるレンタルの方法もあります。
ネットワーク遠隔監視システムi-NEXTの活用
ネットワーク遠隔監視システムi-NEXTは、iPadを使って現場の防犯カメラが捉えている映像と音声をリアルタイムで確認することができるシステムです。そのため管理者は現場に足を運ばなくとも、いつでもどこにいても工事の進捗状況を確認できます。こちらから音声を送ることもできるため、現場とのコミュニケーションが濃密になるとともに、タイミングをのがすことなく細かな指示が出来るので作業効率の円滑化が期待できます。