防犯対策
- 教育機関
- 設置場所別防犯対策
学校・幼稚園の防犯対策
子どもを守るため、高い防犯意識を備えましょう
「学校や幼稚園に盗むものがあるのか?」と首をかしげる人がいるかもしれませんが、学校に限らず盗まれるものは多様化しています。
給食費や修学旅行の積立金などの現金、児童の個人情報や成績、試験問題などが入った教員のパソコン、保健室や理科準備室に保管されている薬品類、楽器・野球道具などのクラブ活動用具など、さまざまなモノが現在ではネットオークションやSNSを使った個人売買で簡単に換金できます。特に個人情報は犯罪に使用される恐れがあるため、大きな問題となります。
また、泥棒が学校を狙う理由は「防犯意識が低く侵入しやすいから」です。校門が開いていた、施錠されていない窓があった、監視カメラが付いていたが動いていなかった等々、泥棒の侵入を許してしまうセキュリティの甘さが見られます。「作業員の姿であれば不審に思われない」と豪語する泥棒もいます。
不審者が校内に侵入したとき、起こるのは窃盗だけではありません。殺人、放火、暴行、傷害事件など様々な犯罪が発生しています。池田小学校の事件のように悪意を持って侵入して子供たちを危険にあわせようという人間がいる以上子どもたちの未来を守るためにも、高い防犯意識をもって確かな対策を行うことが求められます。