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2020年10月06日
中外日報(2020年9月30日)「防犯ズームイン(70)」(弊社提供連載)
高画質化で対策強化
離れた場所からモニタリングし、映像を記録することができる防犯カメラは、防犯機器の中で最もポピュラーな存在と言える。防犯カメラは日々改良され、高性能なものなら天井に設置したカメラで書類の細部まで読み解くことができるという。導入寺社にとっては定期的に切り替えることで、より強固な防犯対策を構築できる。
奈良県桜井市の融通念佛宗大念寺は今年5月にこれまで設置していたアナログ式の防犯カメラから、ハイビジョン画像のAHD(Analog High Definition)カメラに切り替えた。
鮮明で見やすいハイビジョン画像によりモニタリングしやすく、犯罪行為があった場合、録画映像は犯人特定の大きな手掛かりになる。
AHDカメラの利点のひとつはアナログ式の配線をそのまま使えることにある。同寺は切り替えコストを抑えることで、カメラを1台増設することができたという。負担を抑えて防犯体制をより充実させた事例と言える。
施工はセキュリティハウスセブネット(宮崎裕樹社長、神戸市灘区)。担当した山畑輝芳部長は「定期的な訪問がよりより提案につながったと思います」と話している。
同社は、京都市山科区のセキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器の販売ネットワークに加盟している。このネットワークには現在、全国の139社が参加している。
問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。
(写真説明)
今年5月にカメラを切り替え防犯体制を強化した大念寺