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2021年04月05日
中外日報(2021年3月31日)「防犯ズームイン(76)」(弊社提供連載)
特別な対策 落雷も安心
近世において和算が盛んだった埼玉県の草加地方。旭神社(氷川神社、埼玉県草加市)は市内で唯一とされる算額を祀る。算額は和算に関することを記した絵馬などをいい、和算家(数学者)らが神社仏閣に奉納した。
草加地方の歴史を色濃く伝える同神社だが、過去に放火事件に見舞われたことがあり、2018年に防犯システムを導入した。小さな炎でもセンサーが検知し、即座に社務所などに通報する高性能なシステムだ。
火災に対する安心感は高まったが昨年10月に想定外の出来事が起こった。境内の樹木に落雷し、その影響で防犯システムがダウンしてしまったというのだ。
防犯システムを施工したセキュリティハウスマッハ(さいたま市西区、元田豊治社長)は、復旧のために全ての機器を入れ替え「さらに安心してご活用いただけるように」と今後落雷に遭遇してもシステムに影響を及ぼさないよう特別な対策を講じた
木々が生い茂る神社仏閣は落雷被害に見舞われやすく、アフターケアの大切さを実感させる事例となった。
同社は京都市山科区のセキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器の販売ネットワークに加盟している。このネットワークには現在、全国の139社が参加している。
問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。
(写真説明)
落雷対策を施した旭神社の防犯システム