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2014年09月12日
中外日報(平成26年9月10日)「防犯ズームイン(5)」(弊社提供連載)
「専用カードで入退室を管理」
大分市尼ヶ瀬の真宗大谷派西福寺は、新築した納骨堂∥写真左奥∥の入退室管理に防犯システムを役立てている。
専用のICカードを持った契約者しか納骨堂に入ることができないシステムで、利用者からは早速、「安心してゆっくりお参りできる」と評価する声が上がっている。
同寺が新築したのは、仏事会館を兼ねた鉄筋・鉄骨造りの納骨堂。「ルビ(響流堂,こうるどう)」と名付けられ、1階は礼拝ホールと多目的ホール、2階は納骨堂となっている。1階のスペースは、葬儀など仏事全般のほか、研修会場や会議室としても利用でき、宿泊にも対応する。
「加入者からは、当納骨堂に信用と安心をもってご利用いただいています」と話すのは、長峯滉明住職。入退室管理システムと同時に導入した防犯カメラを組み合わせることで、より快適な時間を過ごすことのできる環境づくりを目指した。
西福寺の防犯システムは、大分市にあるセキュリティハウス大分(片山勇社長∥総合防犯設備士)が設計・施工を手掛けた。京都市の㈱セキュリティハウス・センターが全国展開する防犯機器販売専門ネットワーク130社の1社で、「防犯カメラと入退室管理を組み合わせた独自のシステムを提案できたのでは」としている。
問い合わせは㈱セキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。