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2015年01月23日
中外日報(平成27年1月16日)「防犯ズームイン(9)」(弊社提供連載)
機器リニューアルでコストパフォーマンス向上
岡山県美咲町の高野山真言宗準別格本山両山寺は、真言密教と修験道が習合したとされる珍しい祭り「護法祭」で知られる。同寺は奈良時代、和銅年間に開かれたと伝えられ、国の「選択無形民俗文化財」に指定される護法祭をはじめ、銘が残るものとしては県内最古という大型の「鰐口」など多数の文化財を有している。
同寺が防犯システムを導入したきっかけは、泥棒に侵入されそうになったことがあるため。未遂で大きな被害はなかったものの、それ以降、防犯機器を活用するようになった。昨年11月にはリース契約の満了を機に機器をリニューアル。境内外周のほか本堂、薬師堂、大師堂などに赤外線センサーや炎センサーを設置している。
今回の機器リニューアルは、岡山市中区のセキュリティハウス岡山(小野真司社長∥総合防犯設備士)が担当した。両山寺が本堂を建て替え中ということもあり、機器の配線を有線から無線に変更し、美観を損なわないよう工夫したという。同寺も「以前より機器の性能もアップしているし、コストパフォーマンスも良くなった」と評価している。
同社は、京都市山科区の㈱セキュリティハウス・センターが全国展開する販売・施工ネットワークに加盟する。この全国ネットには現在、北海道から沖縄までの130社が参加、神社仏閣への納入実績も豊富だ。
問い合わせは㈱セキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。