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2013年12月19日 犯罪は 「人」が起こすのではなく「場所、環境」が起こす

3年程前に、犯罪社会学の小宮信夫先生の話を実際に聞かせていただきました。
「犯罪社会学」とは、社会学的な分析を用いて犯罪の原因を解明しようとする学問です。

そのお話の中で、「人間」そのものより「環境」に焦点を当て犯罪原因の特定を試みる点に、セキュリティハウスの「入りにくく、見えやすい環境」を作り、犯罪を未然に防ごうとする考え方がオーバーラップし、共感を感じたのを今も覚えています。

結果には必ず原因があります。侵入された家には、「侵入された原因」があります。その原因が「入られやすく、見えにくい場所」であることが多いのです。だからこの原因をなくすことが、犯罪抑止、予防につながるのです。

セキュリティ(防犯)機器を「設置」することで、「狙われない為の外部環境」を作るポイントとして

  1. 赤外線センサーの設置
  2. 防犯監視カメラの設置
  3. 防犯ベルやライトの設置
  4. 防犯ステッカーの設置

等があります。その他に、

  1. 施錠できる門扉
  2. 格子状で見通しのきく塀

などの「物理的な防御」もあります。

映画のミッションインポッシブルで、主人公のトム・クルーズが、侵入対象物件に対して事前の学習と下見をして挑むように、狡猾な泥棒は、必ず下見をしてその物件を熟知して侵入行動を起こします。
「狙われない為の外部環境」の建物は、侵入される可能性が少ないのです。
なぜなら、泥棒はそのような環境を嫌うからなんです。

効果的な狙われない為の外部環境を作る為には、防犯設備士、総合防犯設備士に相談し、アドバイスを受けることをお勧めします。


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