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  • ワンポイントアドバイス
2013年12月20日 駐車場における防犯に関して

私の考える防犯対策とは、機器を取り付ける・ハ-ド的な侵入者対策だけではなく『人』『地域』と言う観点からのソフト面の取組からも『犯罪のない』・『起こらない』安心して生活のできる環境づくりを目指すことを目的にしています。

防犯対策の基本は「抑止・防止」。犯罪企図者が犯罪を実行しにくい環境づくりを行うことが最も大切です。犯行が発見され失敗に終わる予感を犯罪企図者に対して事前に心理的に与えることが必要です。

具体的にどうするのかというと(1)物理的・機械的環境の整備、(2)人的環境の整備の両面から対策を行うことです。

(1)物理的・機械的環境の整備・・領域性の確保、見通しの確保を行うことが重要です。

  • 駐車場の外周を見通しの良いフェンス・柵などで外部と区別する。
    物理的環境整備
  • 防犯カメラを設置・録画し、死角をなくすとともに犯罪抑止する。
    犯罪発生時には録画内容を確認できる。
    防犯カメラの設置・録画
  • 夜間の見通しの確保のために、照度の確保
    3~4ルックス程度は確保する。
    夜間の見通し

(2)人的環境の整備

  • 駐車場内は常に清掃し、管理された場所である印象を与える。
  • 不定期な巡回警備を行う
  • 車内等には重要品は置かない
  • 個人にて車輌警報装置等を設置する。
    自動車盗難警報装置

『自分の生命・財産は自分で守る』の考えをもち『日本は安全』『自分は大丈夫』と思わない事です。予想される危険は、未然に防止することが大切なのです。
地域で犯罪の起きない・起こさせない環境づくりに取り組む活動そして、防犯対策に優れた機器の取付と活用『ソフトとハ-ド』の組合せで施術することが大切です。

【行政】

  • 都市計画・道路の見通しの工夫
  • 区画整理・公園・都市施設の配置
  • 教育環境
  • 防犯燈の設置

【地域】

  • コミュニティ環境の整備・挨拶のできる環境づくり
  • 自治会活動の防犯組織の確立

【企業・個人】

  • 予防防犯機器の設置
  • 拡大防止防犯機器の設置
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