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2013年12月19日 「インディ・ジョーンズから学ぶこと。」

防犯システムについてその基本的な説明会を一般のお客様やセキュリティの新人の営業マンに説明させていただく機会が多くあります。
そんな時、私はよく映画の話をさせてもらうことがあります。

これは、一般のお客様がより「防犯」について理解を深めて頂けるようにとの「工夫」の一つではあるのですが、今回は「エントラップメント」→(わなにかけること)と「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」について・・・。

この2つの映画に共通している「防犯キーワード」は「2重警戒、3重警戒、それ以上の多重警戒」なのです。

映画を見ていると「盗む側」と「財宝を守る側」との「知恵比べ」が展開されているのが良くわかるかと思います。

「エントラップメント」では女泥棒のキャサリン・ゼタ=ジョーンズが見えない赤外線ビームをかいくぐって「財宝」を手にしようと今一歩まで行きますが、「財宝」の重さを検知するセンサーに引っかかってしまいます。
(建物に入るまでに様々な「センサー」が仕掛けられていますので我々の言う「多重警戒」)

「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」では、キリストの聖杯を手に入れるまで

  1. 目に見えないギロチン
  2. 神の名前
  3. 見えない石橋
  4. 聖杯を守る騎士
  5. そして最後に数百個ある「杯」の中から「聖杯」を選択

    など「財宝を守る側」のトラップが何重にも張り巡らされています。

さて、我々「財宝を守る側」はこの2つの映画のように泥棒に対して「多重警戒」を施しているでしょうか?
本当に守りたい「家族の命、愛する人々」のために泥棒に対して「トラップ」をしかけているでしょうか?

まず、やらなければならない「防犯対策」は、「考え方を変えること。」

「うちは泥棒に狙われるほどお金はもってないから、狙われるはずはない。」
この考え方を「泥棒はここには金品があると思って入ってくるのだ。
泥棒が「在る」と思っているのだからどんな「家」にも入られる「危険」がある。」と考えること。

次に、「防犯に対する知識」を持つこと。
これは、まず「入られない環境」を意識して防犯設備士や総合防犯設備士のアドバイスを聞いたり、そのアドバイスに基づき、「防犯トラップ」を実践すること等です。

最後に、「インディ・ジョーンズ」は「防犯対策」を意識しながら見ても、面白いと思いますよ。 

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