防犯対策
- 火災・放火
- 目的別防犯対策
火災・放火を未然に防ぐ
火災や放火に対しては
① 建物周辺に放火され易いものを置かない。
② 不審者を敷地の中に入れない。
③ 炎の段階で検知する炎センサーを設置する。
④ 火災を検知した後、自動通報するシステムを設置する。
といったことが必要です。
建物周辺に放火されやすいものを置かない
放火はここ十年以上火災原因の第一位です。
放火されない環境を作るためには、まず建物周辺に放火されやすいものを置かないことが重要です。
段ボールや古新聞紙、古雑誌などを置いておくことや、雑草がうっそうとしている・・といったことは放火犯が放火をしやすい環境のためすぐにやめましょう。
不審者を敷地の中に入れない
放火対策のもう一つ重要なポイントは「敷地の中に不審者を入れない」ことです。
そのためには工場、事業所、店舗の敷地内に外周警備を行い、フェンスや塀を乗り越えての侵入や、夜間・休日の侵入を赤外線センサーやフェンスセンサーですぐに検知し、その場で音声メッセージや大音量のベル・サイレンで威嚇撃退するシステムをお勧めします。
- セキュリティキーパーの「警備中」の文字が犯罪者を抑止。
- 「侵入しよう」という気持ちをなくさせます。
- 外周警備用赤外線センサー
- 敷地の中に「入れさせない」
炎の段階で検知する炎センサーを設置する
火災感知器やスプリンクラーなどは炎で温度が65℃など一定以上上がらないと検知しないため、建物には被害が発生してしまいます。
火災や放火は炎が出た初期段階ですぐに検知して初期対応するのが基本です。
炎センサーは10m先の7㎝の炎を検知し、その場でメッセージで警告したり、事務室や守衛室などに信号を送り異常が発生したことを知らすことができます。
ライターをつけた瞬間に音声メッセージで警告。社務所にも連絡が入ります。
スーパーのふとん売り場やトイレなどで放火しようとライターをつけた瞬間に音声メッセージで警告。守衛室や事務所にも連絡が入ります。
あらかじめ設定した通報先へ瞬時に連絡
炎センサーや外周警備用センサーが異常を検知すると、その場で音やメッセージで威嚇すると同時に、あらかじめ設定した通報先5カ所に自動通報します。
又、ネットワーク遠隔監視システムi-NEXTと連動すると、リアルタイムの動画と音声で現場状況を確認でき、より安心です。